【世界遺産】小川町道の駅に行ってみよう

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岐阜県の本美濃和紙、島根県の石州半紙、そして埼玉県の細川和紙。この手漉き技術が2014年、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。今回管理人が立ち寄ったのは埼玉県小川町の道の駅です。写真右手に紙漉きをしている人のオブジェがありますね。ここでは地場野菜はもちろん、細川和紙に触れる事ができます。

細川和紙とは

小川町で和紙づくりが盛んになったのは、原料の楮(こうぞ)が自生していること、清流に恵まれていること、そして江戸という大量に大消費がすぐ近くにあったこと等が要因と言われています。

もともと紙漉きが行われていた小川町に、紀州高野山の細川村(現在は和歌山県高野町)で漉かれていた細川奉書の技術が小川町に入ってきた。作っていた紙が細川紙に似ているため、細川和紙と呼ばれるようになったのだとか。

細川和紙は江戸周辺の商家や庶民の生活必需品として好まれ、明治以降も帳面や台帳に使われ、戦時中は砲兵紙(火薬の包み紙)や気球紙に使用、そして戦後になると国民の生活も変化し、和紙の出番は減っていきました。

細川和紙の歴史については、小川町のホームページを参考に書きました。

野菜と和紙買ってみました

1枚目の写真の中央の三角屋根の建物の中はこんな感じ。地場野菜や銘菓を販売しています。せっかく来たので、ここで野菜とおみやげ屋さんで何か買いますね。お土産屋さんは1枚目の写真の向かって左です。

時間帯は午後4時くらいで、陳列されている野菜は少なく感じました。営業時間は9:30〜17:00なので、もっと早い時間にいけば沢山あるかも。奥には「麺工房かたくり」があり、手打ちそばとうどんが楽しめます。

小松菜とよもぎ、それに和紙の封筒です。小松菜は税込70円ですが、半額だったので35円!炒め物にしましたが、スーパーで買うよりも量がたっぷりで葉が肉厚で美味しかったです。

よもぎは…その辺に生えてはいますが、わんちゃんのお散歩コースになっている場合は…なので、買います。安いのか高いのかはよく分かりません。天ぷらにしましたが、よもぎの香りゼロのただの草の天ぷらになってしまいました。何がいけなかったのでしょうか、それともこういうものなのでしょうか。おかずの一品にはなったので良しですが…。

手すき和紙の封筒です。3枚入りで250円。少しお高いので、大切な人への手紙に使いたいです。黄色、水色、ベージュ(薄茶色?)ですが、他にも色んな色の組み合わせがありました。優しい見た目と手触り(薄い)ですが、丈夫そう。

他にも和紙を使ったお土産はたくさんあって、封筒と便箋のセット、栞、マグネットなど200円くらいから買えるものもあったので、手が出しやすい。

営業時間・交通情報

所在地

埼玉県比企郡小川町大字小川1220番地

営業時間

9:30〜17:00。埼玉伝統工芸会館の入館は16:30までで、入館料は高校生以上300円、小・中学生は100円。

休館日

月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土日祝の場合は開館)、12月29日〜1月3日

駐車場は多数あり、無料。

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