2018年都道府県魅力度ランキングで埼玉は43位でした。日本の都道府県の数は47ですので、これは不名誉な順位です。埼玉って人口が日本で5番目に多いので、もっと順位が上にくるものなんじゃないのと思いましたが。なぜでしょうね?神奈川県生まれ神奈川県育ち、現埼玉県民(2018年10月に引っ越し)の管理人が、埼玉のスペシャルポイントを思いついた順に挙げてみますよ!
・西武ライオンズの本拠地がある
・熊谷があつい
・深谷ねぎが美味しい
プロ野球ファンの管理人は埼玉へ引っ越しが決まった時、真っ先にさようなら横浜スタジアム、こんにちはメットライフドーム!と思いました。所沢市が西武ライオンズの本拠地なんですよね。市役所で転入手続きの時にフレンドリーシティチケットももらいましたし、パリーグを深く知るいい機会です。日本ハムファイターズのファンクラブにも入っているので、ライオンズ対日本ハム、交流戦でライオンズ対ベイスターズ等へ行くのがとても楽しみ。埼玉県民になったのだからもちろんライオンズも応援します。埼玉県転入で市役所から無料観戦チケットをもらった話は別記事で詳しく書いています。
次に、夏の暑さで有名な熊谷市。「あついぞ熊谷!」のキャッチコピーは他県民でも一度は耳にした事があると思います。もう「埼玉」より「熊谷」の方が知名度があるのではないでしょうか?この熊谷市、2007年8月16日に岐阜県多治見市と同時に40,9度の日本最高気温を記録し、この暑さを全面に押し出した町興しを始めました。その後は館林市や四万十市に最高気温の記録を抜かれますが、2018年7月23日に日本最高気温記録を奪還。41,1度を叩き出しました。2007年時は多治見市と並んで日本一でしたが、2018年、熊谷市がトップになりました。
すごいですよね、日本一暑いんですよ。熊谷市の暑さを体験しに行こうと考えている方は、水分と帽子等で熱中症対策は忘れないで下さい。いるかな?体験しに行こうと思ってる人。
いますよね?
あとは深谷ねぎ。これは全国区。甘くて繊維がきめ細かく、生で食べても青臭さなし!特に今の時期(ネギは1年中売られていますが旬は冬です)に出回っている秋冬ネギは最高。管理人は20代の頃、少しだけ深谷市に住んでいた事があります。深谷市に引っ越してすぐに深谷ねぎに出会いましたが、一口でファンになりました。それまでネギは好きではなかったのですが…あの白い部分の美味しさ。あなたがもしネギ嫌いでしたら、ぜひ一度深谷ねぎを食べてみて欲しいです。
ちょっと近所のヤオコーで深谷ねぎを買って来ました。2種類ありましたよ。
左が248円、右が198円。どちらも2本入り、金額は税抜き。長さは見切れていますが下を揃えていますので、左が少し長いです。太さも左が1.5倍くらい大きい。近所のヤオコーで買いましたが、右はいつも売っています。左はたまにしかありません。
左の透明な袋に入った深谷ねぎ。新戒地区限定、と書いてあります。新戒(しんかい)とは深谷市の北方に位置する町で、この新戒で作られたネギが深谷ねぎの発祥。深谷ねぎの中の深谷ねぎという事です。青い部分を上から覗くと、透明なネバネバがぎっしりでアロエの葉の断面の様。この青い部分を捨てたりネバを洗って取ってしまう方もいるそうですが、免疫力を高める栄養成分が入っているのでこの時期はぜひ摂りたいですよね。
右の方は青いラベルには深谷ねぎ「埼玉県産」と書かれています。深谷市のどこかは記載なし。青い部分を上から覗くと…透明のネバネバはほぼ無し。2つのネギの白い部分を同じ調理法で食べ比べたところ、みずみずしくより甘いのは新戒ねぎでした。普通の深谷ねぎの方もさわやかで甘みもあり美味しかったですが、新戒ねぎに軍配が上がりますね。ちなみに調理法ですが、斜めに薄めにざく切りにして味の素少々、塩コショウほんの少々、エゴマオイルひと回し、レンジでネギがしなっとするまでチン。ポン酢につけていただきます。これで食べるのが最近お気に入りで…。オイル(油)はエゴマがなければ何でもいいと思います(オリーブオイル以外で。オリーブオイルでやると青臭くなる気がします)。
深谷ねぎは甘いと何度も書きましたが、調べてみると糖度は11〜15でみかんや桃等の果物に匹敵するとか。今回買ったものも確かに甘かったですが…でも果物に匹敵といわれると…???私が買ったのは庶民向けの深谷ねぎで、高級な深谷ねぎはみかんのように甘いのでしょうか。高級品を見かけたら思い切って購入してみます。高級といってもネギですので、一本千円はしないでしょうから…。
さて、ここまで管理人の思いつく埼玉の魅力をお伝えしましたがいかがでしょうか?これだけじゃパンチ弱いですか?弱いですよね!では、埼玉のホームページを見たり埼玉育ちの夫やその知人に聞いてきました。
・快晴日数日本一
・子育てに力を入れている
・ツール・ド・さいたま
快晴日数日本一。これはネギの美味しさや熊谷市の暑さに関係ありそうですね。埼玉は年間を通しての快晴日数が平成21年から8年連続で1位。気象庁のホームページに記載がありました。
埼玉は子育てを応援しているということですが、具体的には「パパ・ママ応援カード」のことを指しています。中学校3年生までの子がいる家庭と妊婦さんがいる家庭に配られるカードで、このカードを埼玉県内の協賛店で提示すると割引等のサービスを受けられるのです。これと同じような制度や取り組みを行なっている自治体はたくさんありますが、協賛店の多さは埼玉県が最多です(平成29年時点で)。我が家も子どもがいるので、埼玉に転入した時に市役所でもらいました。確かにあちこちのお店で協賛店マークを見ます。サービスはお店によって様々で、ささやかなものが多いのですが…あるだけ有り難いですよね。
最後に、ツールドさいたま。正式名称「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」。世界最大のロードレース、ツール・ド・フランスのブランドを冠した自転車のレースが毎年さいたま市で開催されています。その年の夏、ツールドフランスで活躍した選手たちがさいたま市にやってきて、特設コースで再びその走りを見せてくれます。クリテリウムとはロードレースの種類のひとつで、街中に小さな周回コースを設置し、何周もして競争するスタイルで行います。
私は自転車競技は全くと言っていいほど見ないのですが、ツールドフランスが最高峰である事は知っています。その出場選手が登場、そしてその走りを観戦出来るなんてかなりすごい事なのでは?2018年度は11月4日に開催でした。特設コースの走行体験に申し込んだり、運営補助等のボランティアスタッフを募集していたり、観戦以外にも一般市民が参加できるイベントの様ですね。
さて、埼玉県の魅力を管理人の目線でお伝えしましたが、いかがでしたか。北海道や沖縄のような観光地やグルメなどのわかりやすい華やかさはないけど、車が走りやすい道路ばかりですし、起伏の少ない土地ですから住みやすいし、いぶし銀な県だと思いますが…。いぶし銀じゃ魅力になりませんかね。
以上、管理人の思う埼玉県の魅力でした。
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