本人の前で「使えない派遣がいるんすけど」って…

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某パン工場にてライン作業した時の話を。

あらゆる場所に毛とり用のコロコロがあって、工場に入ってから着替えて作業を始めるまで様々なタイミングでコロコロをします。髪の毛やその他の毛が混入したらクレームに繋がりますので、かなりしっかりやります。眉毛にも眉毛用のコロコロ。

工場の社員の方に促され、早速パン製造ラインへ。ラインには焼く前の白い生地のコッペパン?がたくさん並んでいて、コッペパンに定規の様なもので縦に線を入れる(ホットドッグみたいな切れ目)人、その切れ目に長いソーセージ置く人が並んでいる。私は後者のソーセージ置く人。ついでに同じ派遣会社からきたおじさまも一緒にソーセージ置く作業に。私たちはこの工場に初めて来たけど、他の方々はベテランのよう。

ラインが動き始め、パンに切れ目を入れているベテラン女性パートさんが「ソーセージを切れ目の上にまっすぐにして置いて行ってね!」と叫んだのを合図に、私とおじさまは横に積んであるソーセージを掴み、急いでパンの上に置いていく。すると「違う違う!!!!!」とベテランの怒鳴り声と共にラインが止まる。

「ソーセージの置き方知らないの?!これが表でこっちが裏!ちゃんと表にして置いて!」

なるほど、そうだったのか…。ラインが動き出し、言われた通りにソーセージを置いていく。そして…またすぐラインが止まる。あれ?間違えたかな??ベテランの方々が怒鳴る。

「裏と表違う!!!!!」

え?あ…おじさま間違えてる。ここのライン担当の工場の男性社員が飛んできて、おじさまにきつい口調でソーセージの裏と表を説明し、再びラインが動き始める。…が、すぐ止まる。そしてベテランがキレる。

「ソーセージは表にしておいて!!!!!」

ベテラン女性パートの声を聞きつけた男性社員が再び飛んできて、内線で別の部署に電話をかける。

「あ、もしもし?使えない派遣がいるんすけど、そっち行かせて良いですか?」

ええ…そんな言い方…。

言い回しは少し違うかもしれないけど、他の従業員もたくさんいる前で、おじさまを傷つける言い方。そしておじさまは別の部署へ。ソーセージを上手く扱えなかったとは言え、とても雰囲気の悪い職場。怒鳴られるのは嫌なので、その後私も必死にソーセージの作業をするのでした…。

製造工場ではミスをした人間にはこういうの普通なんでしょうかね。派遣アルバイトした経験のある方はどうでしたか?

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