茨城県久慈郡大子町へ行き、袋田の滝へ行って来ました。5月のゴールデンウィーク明けで晴れていて、水量が少なそうなのが少し残念かなと思ったのですが…滝は荘厳で目が眩むようでした。
この日の滝の写真はもちろん、駐車場から滝までの案内や入場料についても写真と共に載せていきますので、どうぞお付き合い下さい。駐車場情報とかどうでもいいわ、という方は目次からお好きなところへ飛んでください。
日本三名瀑の瀑(ばく)とは滝のことです。瀑布(ばくふ)とも言います。
南北どちらの方面から来ても国道118号「袋田の滝入口」交差点へ
私は埼玉県から車で行きましたので車の話ですが、茨城県を縦断している国道118号を走り、大子町の「袋田の滝入口」の交差点を北から来たなら左折、南から来たなら右折。交差点は丁字路なので分かりやすい。
交差点辺りから滝までは約3キロ。道なりに進んでいくと大規模な町営無料駐車場が2つ。町営無料駐車場から滝までは約1キロ(もう少しあるかも…)くらい。さらに行くと有料駐車場が。有料駐車場はどこも1台500円で、時間制限は記載がなかったので1日とめても大丈夫そう。この辺りは旅館があるので、宿泊者なら旅館にとめたまま滝へ行けますね。
有料駐車場辺りから滝までは600m〜700mくらい。ここからは歩いていかなくてはなりません。でも、滝まではお土産やさんが沢山あったり遊歩道だったりでとても楽しい。
有料駐車場周辺はこんな感じ。平日の夕方の4時ごろだったので観光客はほぼいませんし、お土産やさんも閉め始めていました。山が雄大ですね。写真の左手は久慈川があります。5月ということで鯉のぼりがたくさん飾ってあり、久慈川を泳いでいる様に見え…
いや…鯉に混じって鮎が。鮎のぼり、といったところでしょうか。鮎、大子町の名物でもありますね。となれば当然売ってますよ!
炉端焼き風でおいしそう!!!!1匹400円。あなたの代わりに食べておきましたよ、弟のおごりで。なんか大振りの鮎だなと思ったら子持ち鮎。塩がものすごくきいていて、けっこう塩辛い味付け。弟は塩を少しはらって食べていましたが私は大歓迎なのでそのまま。
あちこちで鮎の塩焼きは見かけましたので、お好きなところで。ちなみに炉端焼きのメニューにある「しゃも」は茨城の地鶏のことです。
国名勝「袋田の滝」
少し歩くと入場ゲートが。入場料は大人(中学生を除く15歳)300円で、それ以下の子どもは150円。ここで支払ったお金は袋田の滝の設備の維持管理費や大子町の観光復興費に充てられるそうです。
200メートルを超えるトンネルを抜け第1観瀑台へ。国名勝であり日本三名瀑の1つ、袋田の滝をやっと見ることができます。見上げてもそのスケールの大きさに圧倒されますが、柵に近寄り滝壺を見下ろすのがおすすめ。落下する水の力強さと勢い、滝壺の深さ・大きさに目がくらむのですが、それが妙に心地良い。
滝壺を堪能したら次はエレベーターに乗って第2観瀑台へ。エレベーターには係の方がいました。
第2観瀑台からは滝の全景が見えます。袋田の滝は別名「四度の滝」と言い、段差が4つあるからということ、春夏秋冬で4回見るべきと言われていることが由来だそう。管理人も秋の紅葉と滝のコラボ、冬の凍てついた滝はぜひ見てみたいです。
袋田の滝の主な水源は久慈川の支流である滝川の水。雨が降った翌日など川が増水していると滝の水の勢いが凄いという事になるので、よりダイナミックな袋田の滝に出会えそう。そんな日にも行ってみたいです。
最後になりますが、日本三名瀑について。和歌山県の那智の滝、栃木県の華厳の滝、そしてこの袋田の滝のことを指します(ただし、3つ目(つまり袋田の滝)については地方によって諸説あるようで、候補としては他に静岡県の安倍の大滝、宮城県の秋保大滝などです。でも一般的には那智、華厳、袋田という認識で良いと思います)。
営業時間情報など
【所在地】
茨城県久慈郡大子町袋田
【営業時間】
8:00〜18:00まで、11月から4月は9:00〜17:00まで。
【交通】
・常磐道の那珂ICから国道118号へ出てひたすら北上すること1時間くらい。公式ホームページ記載だと50分。駐車場は有料も無料も多数あり、有料の方が滝に近い。
・JR水郡線の袋田の駅から車で5分。袋田駅から出ているバス(滝本行き)に乗ると所要時間10分。歩きだと約40分〜50分。袋田駅から滝までの距離は約4キロ。
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